- 2024
- 10/5(土) 、 10/6(日)
- 演劇
- 主ホール
東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎 三人吉三廓初買
木ノ下裕一芸術監督企画第一弾!
キノカブ渾身の5時間を超える、一大エンターテインメント作品!
2006年から京都を中心に活動を始め、多数の古典作品の現代劇化に取り組んできた木ノ下歌舞伎(通称:キノカブ)。昨年上演した、演出・美術の杉原邦生とのタッグによる木ノ下歌舞伎『勧進帳』は、東京をはじめ各公演地で好評を博しました。
同じく監修・補綴の木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)、演出・美術の杉原邦生による『三人吉三』は、2014年にKYOTO EXPERIMENTで初演。翌2015年には、東京芸術劇場が若手演劇団体と提携して公演をおこなう“芸劇 eyes 公演”としてシアターウエストに初登場。本作は、読売演劇大賞2015年上半期作品賞部門のベスト5に選出され、キノカブ代表作の一つとなりました。
今回の再演では、演劇界注目の若手、ベテラン俳優陣が新たにキャスティングされ、木ノ下が再補綴に取り組み、さらに国内外の古典作品から新作を問わず、精力的な活動で演出実績を積む、杉原邦生(KUNIO主宰)の再演出にも注目です。
江戸幕末の動乱期に生まれ、今日まで愛され続ける歌舞伎演目「三人吉三」。今や幻となった「地獄の場」を完全復活させ、黙阿弥オリジナル版の全幕通し上演が見れるのは、キノカブ版のみです。
ご期待ください!
【あらすじ】
江戸時代。刀鑑定家・安森源次兵衛の家は、何者かにお上の宝刀・庚申丸を盗まれて断絶となっていた。ある時、立身出世を目論む釜屋武兵衛は、巡り巡って木屋(刀剣商)文里のもとにあった庚申丸を金百両で手に入れる。しかし文里の使用人・十三郎は、その取引の帰り道、夜鷹(街娼)・おとせと出会い、受け取った百両を紛失。思いがけず百両を手にしたおとせだったが、十三郎を探す道すがら、女装の盗賊・お嬢吉三に百両を奪われてしまう。
様子を見ていた安森家浪人・お坊吉三は、お嬢吉三と百両を巡って争うが、そこに元坊主・和尚吉三が現れる。彼がその場で争いを収めたことで、三人は義兄弟の契りを結ぶ。
また、失意の十三郎は、川に身投げしようとしたところを、和尚吉三の父・伝吉に拾われていた。訪れた伝吉の家で、彼はおとせと再会し…。一方、吉原の座敷では、文里がお坊吉三の妹で花魁・一重に想いを寄せていた。人柄で評判の文里だったが、彼には妻子があった。文里の求愛を一重が拒みつづけていたある日、文里は、ある決意を座敷で語りはじめる。
作:河竹黙阿弥
監修・補綴:木ノ下裕一
演出:杉原邦生[KUNIO]
出演:
田中俊介 須賀健太 矢部昌暉 / 藤野涼子 小日向星一 深沢萌華
武谷公雄 高山のえみ 山口航太 武居卓 田中佑弥 緑川史絵
川平慈英 / 緒川たまき 眞島秀和
日程 | 2024年10月5日(土)、10月6日(日) |
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会場 | まつもと市民芸術館 主ホール |
開演 | 5日(土)13:00 |
チケット料金 | 【全席指定・税込】 |
チケット発売日 | 2024年7月27日(土) |
プレイガイド | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) |
18歳以下の方無料ご招待<先着順> | 本公演は、「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」として、18歳以下の方(未就学児を除く)を下記の通りご招待いたします。 |
お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団 |