- 2024
- 2/25(日)
- 伝統芸能
- 主ホール
木ノ下裕一による解説付き!
人形浄瑠璃文楽『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」』(このしたかげはざまがっせん)
竹本錣太夫、鶴澤藤蔵、桐竹勘十郎*、吉田玉男*(*人間国宝)の実力者たちが織りなすドラマティックな人形浄瑠璃文楽の世界
上演時間に関して
2時間55分(途中休憩あり)
文楽が初めてでも楽しんでいただける、解説&アフタートーク付きの豪華三部構成でお届けいたします。
第一部は木ノ下裕一がナビゲートする「人形浄瑠璃文楽」の魅力&演目の解説。第二部は桶狭間の戦いを題材とした演目『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」』の上演。2021年ロームシアター京都にて人形付きで87年ぶりの復活上演をした幻の名作。第三部では木ノ下裕一と出演者によるアフタートークを実施。
松本で文楽を楽しみましょう!
◎プログラム
【第一部:木ノ下裕一による文楽入門】
世界無形文化遺産・人形浄瑠璃文楽の魅力を木ノ下裕一が解説いたします。
文楽の柱となる三業(さんぎょう)とは何か、また第二部の作品の見どころなど、文楽初心者の方にも文楽通の方にも楽しんでいただける講座です。
[ナビゲーター]木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰・まつもと市民芸術館参与)
【第二部:人形浄瑠璃文楽『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」』(このしたけかげはざまがっせん たけなかとりでのだん)】
竹中砦の段は、斎藤義龍の名軍師「竹中官兵衛」と、官兵衛の娘・千里と恋仲に落ちた、敵・小田春永の家臣「佐枝犬清」をめぐる謀略と人情が入り乱れるドラマティックな時代物。
義太夫節を組み立てる太夫がひとり休みなく語り続け、三味線弾き、人形遣いも高度な技巧が求められる大曲で、それぞれの登場人物の多くに口説きの場面がある骨太な作品です。
2021年ロームシアター京都にて人形付きで87年ぶりの復活上演をした作品。
[出演]
〈浄瑠璃〉竹本錣太夫
〈三味線〉鶴澤藤蔵
〈人形遣い〉桐竹勘十郎(人間国宝)、吉田玉男(人間国宝)、他のみなさん
配役表はこちら→配役表pdf
【第三部:アフタートーク】
上演後、本企画関係者によるアフタートークを実施します。今回の上演の意義や上演後の感想などを展開します。
[出演]
竹本錣太夫、鶴澤藤蔵、桐竹勘十郎、木ノ下裕一
★文楽とは…? |
物語の語り手の太夫(たゆう)・三味線弾き(しゃみせんひき)・人形遣い(にんぎょうつかい)の三業が一体となって作り上げる舞台芸術です。
その1.太夫とは
一人で登場人物の台詞から情景・心理まで語りで表現する役割を担っています。一音一音、抑揚や緩急を凝らし、観客へ声で伝えます。
その2.三味線弾きとは
演奏によって場面の情景や雰囲気、また登場人物の人柄までも表現する役割を担っています。
太夫と三味線弾きはお互いに補い助け合い、物語を表現する上では、大切なパートナーです。
その3.人形遣いとは
人形を遣う=操るという意味です。
人形の首(かしら)と右手を遣う「主遣い(おもづかい)」、左手を遣う「左遣い(ひだりづかい)」、足を遣う「足遣い(あしづかい)」の3人で一体の人形を遣います。3人で遣うことで、より人間らしい動きを表現することができます。またかしらは、約80種類に分類され、役柄により鬘を付け替えたりします。どんな首(かしら)が登場しているのか注目するのも楽しむポイントの1つです。
舞台写真クリックで拡大します
動画
日程 | 2024年2月25日(日) |
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会場 | まつもと市民芸術館 主ホール |
開演 | 14:00 |
チケット料金 | 【全席指定・税込】 |
チケット発売日 | 2023年11月18日(土) |
プレイガイド | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) チケットぴあ |
当日券 | 開演1時間前より、主ホール入口にて販売いたします。 |
★関連企画 | 日本浮世絵博物館にて関連企画展開催決定! |
託児サービス | 有料・要予約/生後6ヶ月から未就学児まで 0120-788-222(平日 10:00〜12:00、13:00〜17:00) |
お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団 |