2025年1月19日(日)/オープンスタジオ

芸術館レクチャーシリーズ㊶ 舞台『殿様と私』関連イベント
殿様が戸惑ったのも無理はない!?
日本の変換期「鹿鳴館時代」を紐解く

 2025年2月、当館ではマキノノゾミの傑作ウェルメイド・コメディ『殿様と私』を上演いたします。本作は、変わりゆく時代の中で葛藤する人々をユーモラスに描いた、心温まる物語です。このたび、この公演をさらに楽しむため、歴史時代小説家の植松三十里さんをお招きしたレクチャーの開催が決定しました!
 明治という時代は、日本が西洋化への道を歩み始めた歴史の変換期。その中でも『殿様と私』の舞台である明治10年代後半、いわゆる「鹿鳴館時代」は、華やかさと緊張感が入り混じる、日本の近代化を象徴する時代でした。本レクチャーでは、植松さんの著書『鹿鳴館の花は散らず』で描かれた、“鹿鳴館の花”と称されながら日本赤十字社の発足と活動を支えた鍋島榮子を中心に、その時代に生きた人々や、社会背景についてお話しいただきます。
 歴史をたどり、当時の空気感を感じることで、『殿様と私』の物語をより鮮やかに味わえるまたとない機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
 

講師:植松三十里(歴史時代小説家)


●プロフィール
植松三十里(うえまつ・みどり)
静岡市出身。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成15年「桑港にて」で歴史文学賞受賞。平成21年「群青 日本海軍の礎を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞。最新刊の「侍たちの沃野(よくや)大久保利通最後の夢」など著書多数。 公式サイト「松の間」


日時

2025年1月19日(日)/14:00~15:30 ※受付開始・開場 13:30

会場

まつもと市民芸術館 オープンスタジオ

募集期間

2024年12月19日(木)10:00~

参加料

無料(要事前申込み・先着順)

申し込み

まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 
[電話] 0263-33-2200
[窓口] 1階チケットカウンター
定員:50名 (定員になり次第、申し込み締め切り)

関連情報

殿様と私

日程

2025年1月19日(日)/14:00~15:30 ※受付開始・開場 13:30

会場

まつもと市民芸術館 オープンスタジオ

募集期間

2024年12月19日(木)10:00~