- 2023
- 7/21(金) 、 7/22(土) 、 7/23(日)
- 演劇
- トップガーデン特設会場
野外劇 テンペスト
夏の夜、芸術館の屋上庭園で巻き起こる" 嵐 "
★☆★ 追加席販売のお知らせ ★☆★
ご好評により完売となっておりましたが、客席確定に伴い追加販売をいたします!
各日共に若干枚数となりますので、ご了承ください。
尚、本公演は当日券の販売はございません。是非この機会をお見逃しなく!!
追加席発売日 7月2日(日)10:00~
販売方法 まつもと市民芸術館チケットセンター
[電話] 0263-33-2200(10:00~18:00)
[WEB]芸術館チケットクラブ
※窓口販売はございません。
この夏、まつもと市民芸術館では、六畳一間の密室劇から広大な空間を生かした野外劇まで、ロケーションを活かした作品創作で注目を集める気鋭の演出家・益山貴司を迎え、劇場の《屋上庭園》を舞台にシェイクスピア晩年の傑作「テンペスト」を上演します!
巨大な可動窓を開放し、半野外状態となったスタジオに客席を仮設。
衣裳をコスチューム・アーティストとして多岐にわたり活躍するひびのこづえが、振付に野田秀樹など様々なアーティストとのクリエーションを手掛ける黒田育世をはじめ、国内外で活躍するアーティストたちが夕暮れから日没、そして夜景へと移りゆく松本の街を背景に「島」として浮かび上がる屋上庭園をスペクタクルな演劇空間に変身させます。
主演のプロスペロー役を演じるのは、長野県出身で舞台をはじめドラマ、映画と幅広く活躍する実力派俳優の羽場裕一。
さらに、オーディションを経て、映像や舞台と多方面で活躍する個性豊かな俳優たちの出演が決定しました!
■出演■
羽場裕一
曽世海司 西ノ園達大 柳内佑介 堀田康平
武居 卓 チョウ ヨンホ 高田静流 佐藤峻輔
生島 翔 益山寛司
+市民キャスト
■スタッフ■
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・演出・装置:益山貴司
衣裳:ひびのこづえ
振付:黒田育世
音楽:イガキアキコ
照明:林 之弘(六工房)
音響:稲住祐平(S.C.ALLIANCE)
ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
演出助手:渡邉さつき
舞台監督:大鹿展明
■配役■
プロスペロー : 羽場裕一
アントーニオ : 西ノ園達大
ミランダ : 高田静流
エアリエル : 益山寛司
キャリバン : 生島 翔
アロンゾ― : 曽世海司
セバスチャン : 堀田康平
ファーディナンド : 佐藤峻輔
ゴンザーロー : 柳内佑介
ステファノー : チョウ ヨンホ
トリンキュロー : 武居 卓
コメント
[演出・装置] 益山貴司(ますやま・たかし)
劇作家・演出家・俳優。82年、大阪森町生まれ。お化けと女の子に怯える幼少期を過ごした後、20世紀の終わり頃に演劇活動を開始。06年に劇団子供鉅人を旗揚げ、22年の解散まで作・演出・代表を務め、会話劇から音楽劇と幅広い作品を発表。現在は東京を拠点に舞台や映像など、多ジャンルに渡って活動中。シェイクスピア作品は100人の出演者による「マクベス」(本多劇場)、同じく100人による野外劇「夏の夜の夢」があり、「テンペスト」で3作品目となる。
【益山貴司 コメント】
まつもと市民芸術館の屋上庭園を一目見て、「ああ、ここは魔法の島だ!」と思えた時に、「テンペスト」の上演が決まったのでした。長い間波で洗われた石のような、柔らかい曲線を描く庭園を、松本の街の明かりが夜光虫のように取り囲む…シルエットとなった鳥たちがあがたの森へと帰っていく…。シェイクスピアでなくとも、マジックアワーの屋上庭園に立てば、誰だって詩人になれる。そんな素晴らしいロケーションで野外劇が上演できるなんて! しかも、私の大好きなこづえさんに育世さん、遠くから憧れていた羽場さんと言う「魔法使い」たちが集結してくれるこの幸せ! この幾年か、辛いことが多かった世の中だったけれど、主人公、プロスペローが我が身を破滅させた者どもを赦したように、この作品で世界を赦し、新しい時代の幕開けを寿ぎたいと思うのです。私にとっても、劇団を解散し、二年ぶりの舞台演出。新しい演劇人生を、沙翁最後の作品「テンペスト」で華々しく、祝祭に満ち満ちた舞台でスタートさせたいと考えています! ファンタジーとマジカルに溢れた、「松本の魔法の夜」、ご期待ください!
[プロスペロー役] 羽場裕一(はば・ゆういち)
1961年長野県生まれ。82年、野田秀樹主宰の「劇団夢の遊眠社」出身。ドラマ『ぽっかぽか』シリーズ(94~96年・TBS)が話題を呼び、現在はその確かな演技力でテレビ、映画、舞台と幅広く活躍。近年の主な出演作に、テレビドラマ『東京地検の男』(EX)、『イチケイのカラス』(CX)、『必殺仕事人』(EX)、「大富豪同心2」(NHK)、舞台『No.9 -不滅の旋律-』(白井晃演出)、ミュージカル『恋のすべて』(鈴木聡作・演出)、『喜劇 老後の資金がありません』(マギー演出) 、『きっとこれもリハーサル』(土田英生演出)など。
【羽場裕一 コメント】
40数年前、高校生の僕は付き合っていた彼女と松本のケンタッキーフライドチキンにいました。僕は伊那市出身。彼女は中学校の同級生。そんな僕らがなぜ松本に行ったのかは覚えていないんです。覚えているのは、白いプラスチック製のバスケットに入ったフライドチキンとポテトフライ。当時の僕は成績も悪く、これからの進路、彼女との事、不安だらけの高校生でした。今回のお話をいただき、嬉しさと同時にあの頃の夢か幻か、希望も不安もごちゃまぜな、はっきりしない感じを思い出しています。
シェイクスピアのテンペスト。魔法を使い、人を幻惑し復讐を果たそうとしますが、最後はすべてを許し幸せになるというお話。
この松本の地で作り上げていく中で、僕自身が魔法にかかり、あの頃の自分に会えるんじゃないか、大丈夫、君はとりあえず何とかやってるよと、言えるんじゃないかと思っています。
チラシクリックで拡大します
日程 | 2023年7月21日(金)、7月22日(土)、7月23日(日) |
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会場 | トップガーデン特設会場 |
開演 | 各日18:45 |
チケット料金 | 【整理番号付自由席・税込】 |
チケット発売日 | 2023年5月13日(土) |
プレイガイド | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) チケットぴあ |
当日券 | 本公演の当日券はございません。 |
注意事項 | ・小雨決行。天候による開催の有無は、公演当日の正午までに劇場Webサイトで発表します。 |
託児サービス | 有料・要予約/生後6ヶ月から未就学児まで 0120-788-222(平日 10:00〜12:00、13:00〜17:00) |
お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団 |